2013年 マラソン大会結果報告

橘湾スーパーウルトラマラニック大会(2013-05-04~05)

長崎県で行われました橘湾スーパーウルトラマラニック大会に、クラブから臼井さん、豊田さん、羽田野さんが173kmの部に出場されました。

昨年、80キロ部門に参加したときに、173キロ部門のランナーの方達を見て、「自分も走りたい」と思いました。
 1年が経ち、「自分に走りきることができるだろうか。」とエントリーを躊躇しましたが、「頑張れるところまで頑張ってみよう。」と挑戦することに決めました。
 昨年度よりもスタート時間が早く関門も緩やかで、遅い私にとっては関門をそれほど気にせずに走ることができそうでラッキーでした。
 自分の実力では、上り坂を走っては最後まで持たないのがわかっていたので、最初から上り坂は歩き、平地と下り坂をゆっくり走ることに徹しました。
 樺島灯台を過ぎ峠道にさしかかったところで、福岡から参加された女性の方と話しながら進みました。偶然にも、昨年に大津さんと一緒に完走されたグループの方で、いろいろと話しながら、楽しく走ることができました。明け方になって眠くて眠くてまっすぐに走れない時は、「起きてますか?」とたびたび声をかけていただき、助かりました。
 しかし、膝が痛み出してついていけなくなったので、先に行ってもらい、1人でとぼとぼと歩いて行きました。しばらく歩いて行くと、ゆっくりとなら走れるようになり、頑張って走って行くとまた痛みが激しくなり歩くという繰り返しで進んでいきました。
 ゴールまで27キロ地点の飯盛経塚エイドで大阪のランナーの一緒になりました。2人とももう走れない状態でしたが、2人で「あの看板まで歩いて、そこから走りましょう。」「ちょっときつくなったからしばらく歩きましょう」と励ましながらゴールを目指しました。現金なもので、ゴールが近くなるとどこからか力がわいてきて、かなりの速さで走ることができました。
 最後は2人で手を取り合ってバンザイをしながらゴールしました。スタッフの方々やまわりのランナーに助けられたとしみじみ感じることのできた大会でした。
(臼井)


5/4、5日 橘湾岸173km走ってきました。残念ながら130kmでリタイア。5日11:48 23時間48分のランを終えました。
去年の秋の100kmに引き続き走りました。スタートは三つに分かれ、7時、9時半、12時になります。私は秋の結果がよかったので
レイトの12時スタートに廻され。事務局から決められます。9時半、60人程を見送り、12時17人でスタート、稲佐山7kmまでは固まって走ってましたが、速い人達は違います、ガンガン攻めます、私は70kmの9時間エイド撤収を目標に走り。途中、去年100kmでゴールまで競った方とサブ3.25の女性の方、熊本てれっとの木村さんとちょっと話ながら、結構ばらけて権現山70kmに9時間4分、キロ8km弱で着。それから、上り坂は歩けばよかったが、ペースを落とさず80km手前から9:30スタート組をやっと抜き始め、灯台からひとりラン。98.3km着替仮眠エイドまで。14時間40分。70分休憩後、105.8kmエイドまで、6.5kmを1時間40分、これは行けるぞと思いきや、スローになり、朝を迎え、、110kmで脚底裏がパンパンに腫れ、これからは上りは歩き下りはヨタヨタ走り、跳ねることができない。茂木の116.8kmエイドで人に触れ話して元気をもらい、また萩往還250kmの今回優勝者橋本さんにアドバイスをもらい、また走る気が起こり、ヨタヨタ124kmに、ここで氷をもらい脚裏を冷やして、ちょっと快復。関門の156kmまで4時間半なんとか行けるかと思い、下りはヨチヨチ走りになり、丘の下りで走れなくなり、3km程ヨチヨチ歩いて130kmエイドに辿りつきました。私の後にはもうランナーはリタイアしていません。もう10kmという気持ちがこの地点でエイド撤収しているのをみて、諦めの気持ちに変わりました。
今回、せめて90〜100km地点で走りの切り替えができなかったこと、自分の脚の筋肉にあった走りができなかったことが敗因じゃないかと思ってます。また機会あればチャレンジしたいですね。でも、真っ暗闇のひとりランはつらいですね。応援ありがとうございました。 松園さん。電話、ありがとうございました。

レースは楽しさもありました。昼間はエイドの人達が声をかけてくれたり、こちらから話して盛り上がったり、なによりのりおにぎり、いなり、バナナ、キュウリの漬物、味噌汁、パン、ミニトマト、山ももなど。暗くなって夜が明けるまで。やはり、エイドは暖かい。水ぎょうざ、中華がゆ、カレーライス(50m離れているので食べ損ねた。残念!)、ホットなスポーツドリンク。何より笑顔で建物の隅にテーブルを置いて迎えてくれるところも。レースの仲間、エイドの人たちと話してひと団欒ですね。サポートの方がボランティアで九州内からきてる方が何人いて、話してて楽しいものです。80km、100km、173km。ゆっくり、プランをもって走れば、楽しめるものです。
今回は3日に臼井さんと車で高速、船を利用して小浜入り、小浜ちゃんぽんを食べようと、万福食堂で頂き庶民の味に触れ、長崎に移動して、夜は思案橋駅下車の『長崎ホルモン』で3000円でたらふく頂きました。そう、馬刺しが安かった一皿1000円。街は初めてなんで確かじゃありませんが。長崎は食が豊富、安いイメージがつきました。5日は望洋荘で打ち上げ、料理はうまいしビールは飲み放題、白飯食べ放題。運がよけりゃラン友もできます。話好きが集まってますから、もちろん、若い人から60代の方までいましたね。楽しい時間を過ごしました。6日の早朝に高速で帰路に。
(豊田)


5/4 9:30スタートの橘湾岸スーパーマラニック春の大会173Kに初参加しました。
昼間は天気・景色が良く、気持ちのいいコースでした。勿論、登り坂/下り坂もある想像以上にに厳しい、楽しい大会でした。
しかしながら、約100Kmで途中リタイヤとなりました。中間地点の川原公民館のエイド(98Km地点)で休憩後、再度コースに戻りましたが、やはり足の調子が悪く、登り坂と下り坂が、ゆっくりでも走れない状態でしたので、2、3Km行った所でリタイヤを決断しました。 (5/5 AM3:30)
野母崎の権現山展望台までは、なんとか走れたのですが、樺島灯台(80km)近くからは、ほとんど走れない状態で、真っ暗な、街灯ひとつない山超え(亜熱帯植物公園入り口前の延々と続く急な登り坂)も、ただ歩くしかない。自分のヘッドライトの灯りのみしか視界に入らないなかで、川原公民館エイドを目指しました(歩き)
最初から急な登り坂はほとんど歩きでしたが、下りで脚(膝の上の筋肉)を痛めたのが、走れない原因でした。 しかし、本当の一番の原因は、「完走するという気力」が不足していたことです。 真っ暗な山越えの中で、一人旅、疲労は、ありましたが、歩いてでも、這ってでもゴールを目指すという「気力」負けでした。
最初から、先ずは、100kmまでがんぼろうという、中途半端な気持ちがあったことも事実です。
脚の痛みは、辛抱して続けていれば、そのうち、やわらぐともいいます。何故、夜が明けて日が昇るまで、がんばれなっかったのか? 負けたのは、坂道ではなく、自分の気持ち「気力」でした。
一日早く大分に帰って、妻に最初に言われたことは、「走れんかったなら、歩けばいいやん! 完走できんかったな? 」です。 「カチーン」ときましたが、その通りです。 歩いてでも時間かかってでも、ゴールを、完走を目指す。「気力」負けを、痛感しました。
大会そのものは凄くいい大会です。また、力をつけて、リベンジします。
 ・・PCの調子悪く、タイムリーでないアップとなりました・・
(羽田野)





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