マラソン随想

タイトル 「私の練習は、これ!」                      松薗 勝己(70)

私がマラソンに憑かれ走り始めたのは、在職当時、自主管理活動のテーマとして「長距離走による健康管理」に取り組んだことが発端。日本縦断の距離を走ることを目標に決め、走った距離を地図に書き込み、無事完走。このことを発表会で報告したことが走る動機となりました。以来、こつこつ走って30年。思い出に残る練習を顧ると以下の通りです。

1.大分駅発の一番列車で宇佐まで行き、そこから明野まで約70キロを走って帰る。

2.朝まだ暗い午前4時、湯布院に向け明野を出発。途中持参した黒砂糖と蜂蜜を舐めながら、孤独に耐え金鱗湖に到着。ゆっくり温泉に浸り、食事をとる。その後、今度は来た道を明野に向かって引き返す。最後の難所、下郡の坂を登りきって達成感に浸る。往復85キロ。この練習、始めたらやめられない!

3.高尾山自然公園の北コース1周1600mを64周で100km。朝から晩まで走り通す。道端に水とおにぎりを置き、週回数を確認するためのカードを用意して完走したこともあった。

4.私は階段にこだわる。熊本県美咲町の3333段、長崎県島原の8888段を雨の中楽しく登ったことが思い出に残る。現在は、高尾山自然公園にある365段を毎日5〜10往復と10km走が私の練習日課です。
故障しないコツは、ゆっくり、テクテク走。体調がよくても無理しないことが長続きさせる秘訣であると確信しています。

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